貸金業者、九州・沖縄・山口は85%減 零細の廃業急増

経営が苦しいのは武富士だけではないですからね。 小さい地場金融にとってグレーゾーン金利を否定したことはとっても大きいのだと思います。 こういう地場金融でお金を借りていた人がヤミ金融に走ったりすることだってあると思いますし、 色々な所に影響が及ぶんでしょうね。



貸金業者、九州・沖縄・山口は85%減 零細の廃業急増
(2010年9月29日 朝日新聞)


武富士の経営を圧迫した過払い利息の返還請求や上限金利の引き下げは、地場の貸金業者の淘汰(とうた)にもつながっている。九州・沖縄・山口の貸金業者数は7月末で422社。業界が激震に見舞われてからの4年ほどで、15%にまで激減した。

貸金業者は、複数県で営業する国登録業者と単一県で営業する県登録業者があり、06年3月末時点であわせて2689あった(山口県分は県登録業者の み)。だが、同年に「グレーゾーン金利」を事実上否定した最高裁判決や、上限金利を引き下げる改正貸金業法の成立が相次ぎ、零細業者を中心に廃業が急増し た。

規制強化は無理な借金を防ぐ半面、金を借りにくくなる面もある。業界の関係者は「身の丈にあった借金かどうかはともかく」と前置きしたうえで「個人消費が従来より減ったり、事業主が金を借りられなくなって資金繰りに行き詰まったりする影響も出ているはずだ」と指摘する。

帝国データバンク福岡支店の江口一樹情報部長も「武富士の件で地域に直接影響が出るとは考えづらい」とした上で「中長期的な貸金業者減少の影響はあるかもしれない」と話す。(吉川啓一郎)

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