【武富士破綻】過払い金問題各社の経営圧迫 業界縮小は必至な情勢 [過払い金返還請求]

武富士がついに、会社更生法申請することになりましたね。 ここ数年は、過払い金の返還請求で経営がかなり圧迫されていたみたいですから。 銀行系でない消費者金融は、やはり資金調達面で不利だったんでしょうかね。 ところで、武富士のTVCMで、最近は内田有紀のしっかり者の花屋さん[かわいい]でしたが、1990年代初めの頃は女性たちがレオタード姿で踊るという、斬新なものでしたよね。[TV] あれで「武富士」がなんの会社か分からなくても、名前はしっかり覚えましたから。




【武富士破綻】過払い金問題各社の経営圧迫 業界縮小は必至な情勢
(2010年9月27日 MSN産経ニュース)


 武富士が過払い金問題を解決できず会社更生法の適用を申請する方針を固めたことは、消費者金融業界が立たされている苦境を改めて浮き彫りにした。過払い金問題はプロミスやアコム、アイフルなど他の大手も抱えている上、上限金利の引き下げなどを盛り込んだ6月の改正貸金業法の完全施行は、各社の経営を圧迫しつつある。業界は新たな収益源の確保など、抜本的な改革を求められており、業界全体の縮小は必至な情勢だ。

 「武富士は銀行グループに入らない独立系業者だった。資金調達面でのバックアップ体制がなかったことが命とりになった」

 他の消費者金融関係者はこう語る。武富士はこれまでリストラ策を進め、事実上、新規貸し出しを停止したほか、新たに韓国進出に活路を見いだすなど、ぎりぎりの努力を続けてきた。だが、業界を襲う逆風には抗しきれなかった。

 過払い金返還の負担は重くのしかかり、武富士を含めた大手4社の6月までの返還実績は1兆円超。すでにアイフルは事業再生ADR(裁判外紛争解決手続き)による再生の道を選んでいる。

 武富士の利息返還額は大きく削られる恐れがある。武富士への利息返還請求額は約1700億円で、カット率は資産や負債を確定した上で決まる見込みだ。武富士の苦境は他の消費者金融にとっても“対岸の火事”でなく、顧客債権の保全のあり方について、課題を突きつけられている。

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