裁判官「司法ファッショ」と批判 過払い金訴訟の動向で [過払い金返還請求]

「ファッショ」とは、ファシズム、またはファシズム的な傾向・運動・団体・人のことを指すんですね。 最高裁判所の判例って、ホントすごいというか怖いですよね…。 過払い金返還請求ブームは、その判例から始まっているわけで…。 この裁判官の批判は多少過激であるものの、そう思っていても言えない人は多いんでしょうね。




裁判官「司法ファッショ」と批判 過払い金訴訟の動向で
(2010/06/18  47NEWS)


貸金業者への過払い金返還請求訴訟で借り手に有利な判決が続いていることについて、神戸地裁社支部の山本善平裁判官が、3月の判決で「司法ファッショ」などと批判していたことが17日、分かった。

 最高裁は近年、借り手が十分な説明を受けて任意に返済したとする「みなし弁済」規定の適用基準を厳格化し、利息制限法の上限(年15~20%)と出資法の上限(年29・2%)との間の「グレーゾーン金利」を事実上、認めない判断を示している。

 山本裁判官は今年3月2日、過払い金返還請求訴訟の判決で貸金業者側に一部の支払いを命じた。その上で「法律が容認しているみなし弁済の可能性を葬り去るのは異常な事態で、司法ファッショと批判されかねない」と指摘。最高裁の判例に「下級審全体が過剰に反応しているのではないか」と述べた。

 全国クレジット・サラ金問題対策協議会事務局次長の辰巳裕規弁護士は「最高裁が利息制限法の趣旨を厳格に解釈し、借り手を保護してきた歴史を踏まえていない。とんでもない判決だ」と批判している。


この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。