過払い金返還訴訟が急増 東京地裁、09年2万件 [過払い金返還請求]

過払い金返還を求める訴訟が、通常訴訟全体の半分を占めるのはちょっと異常な感じがしますよね。[たらーっ(汗)] 貸金業者もすんなりと返してくれなくなっているようで、提訴するとなると時間もかかるんでしょう。 今年もまだまだ「ブーム」は続くんでしょうか?




過払い金返還訴訟が急増 東京地裁、09年2万件
(2010/01/09 共同通信)


 利息制限法の上限(15~20%)を超える金利を支払ったとして、多重債務者らが消費者金融などに過払い分の返還を求める訴訟が東京地裁で急増し、昨年は提訴が推計約2万2千件と、通常訴訟全体(約3万9千件)の半数を占めたことが9日、東京地裁のまとめで分かった。

 返還請求を手掛ける弁護士によると、金融業者が昨年から訴訟前の解決に応じなくなったのが背景と指摘。「返還請求依頼はここ数年増え続け、提訴せざるを得ない」としている。

 東京地裁によると、過払い金返還請求が大半を占める「不当利得返還請求訴訟」は04年は約2100件。交通や知財訴訟を除いた通常訴訟の提訴数2万8176件の1割以下だった。

 しかし、06年の最高裁判決が、利息制限法の上限と出資法の上限(29・2%)との間の「グレーゾーン金利」を事実上認めない判断を示し、返還請求が急増。不当利得返還請求は08年は通常訴訟3万8716件中、約1万2900件に。


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