無資格で過払い金訴訟 [過払い金返還請求]

弁護士資格がない男二人が、弁護士法違反で逮捕されました。 記事の最後にもありますが、金融会社の元社員などがこういった非弁行為をすることが多いですが。 飲食店経営と無職…。 どちらかがそうだったんでしょうかね? 返還されたうちの8割も報酬で取られることを知ってたら、誰も頼みませんよね…。[バッド(下向き矢印)]




無資格で過払い金訴訟
(2010年4月9日 読売新聞)


 不当に高い利息を取り戻す「過払い金返還請求訴訟」で、無資格で弁護士業務をしたとして、県警保安課と青森署は8日、青森市浦町奥野、飲食店経営安藤輝孝(31)、同市筒井八ッ橋、無職今晋也(37)の両容疑者を弁護士法違反(非弁行為)の疑いで逮捕した。県弁護士会は、別の非弁行為で両容疑者を告発、県警はこの余罪も追及している。

 発表によると、両容疑者は2008年8月~09年3月、弁護士の資格がないのに、多重債務を負っている青森市内の60歳代の男性から依頼を受け、県外の金融会社5社から過払い金を取り戻すため、本来弁護士が請け負う訴訟関係書類の作成や裁判所への提出を行った疑い。男性は和解などにより金融会社から過払い金計約680万円を返還され、両容疑者はこのうち約6割にあたる計395万3000円を報酬として受け取っていた。

 事件は、県弁護士会が今年2月、別の非弁行為で両容疑者を県警に告発し、県警の捜査で発覚した。県警は告発事案についても今後調べる。

 過払い金返還請求訴訟を手がける弘前市の三上雅通弁護士によると、同様の非弁行為は金融会社の元社員などによって行われているといい、県内でも相談などを通じ複数確認されている。弁護士の一般的な報酬は返還された過払い金の2割程度だが、8割以上を受け取る無資格業者もいるといい、トラブルとなるケースが多い。


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