業務上横領:過払い金横領の司法書士、起訴内容認める--地裁初公判 /富山 [司法書士]

以前このブログに載せましたが、過払い金を横領した富山の司法書士の初公判が開かれました。 被告は起訴内容を認めているようです。 「小遣いが必要になって、横領を思いついた」って…。どうしてそんな事、安易に思いつくんでしょうかねぇ。 その横領額、なんと1000万円。 司法書士になるために、ずいぶん勉強したんでしょうに。 もったいない。[たらーっ(汗)]




業務上横領:過払い金横領の司法書士、起訴内容認める--地裁初公判 /富山
(2010年4月21日 毎日新聞)


 消費者金融から取り戻した払い過ぎた利息(過払い金)を横領したとして、業務上横領罪に問われた小矢部市東福町の司法書士、山田陽一被告(41)の初公判が20日、富山地裁高岡支部(前沢久美子裁判官)であった。山田被告は起訴内容を認めた。
 起訴状によると、山田被告は消費者金融から金を借りた男性の代理人として、債務整理を担当。06年10月、消費者金融から山田被告名義の銀行口座に振り込まれた過払い金85万円を引き出し、返還せずに横領したとされる。
 検察側は冒頭陳述で、山田被告がデリバリーヘルス(派遣型風俗店)にのめり込み、小遣いが必要となって過払い金の横領を思いついた、と説明。「依頼人には取り戻した金を隠したり、過少に告げていた」と指摘した。
 山田被告は06年以降、約10人の依頼人から過払い金計約1000万円を横領していたことが県司法書士会の調査で明らかになっている。検察側は公判で、同種の手口の余罪5件についても追起訴する方針を明らかにした。
 一方、富山地方法務局は、山田被告の聴聞を22日に開く方針を決めた。聴聞後、法務局が司法書士としての山田被告を処分するとみられる。【大森治幸、岩嶋悟】

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。