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過払い金横領で司法書士に執行猶予判決 富山地裁 [司法書士]

依頼人に過払い金を返還せず、着服してしまった司法書士。 他紙の記事によると、5回にわたって580万円以上も横領してしまったようです。 何に使い込んじゃったんでしょうねぇ…。[ふらふら] まだ40代入口で、これですべての信用をなくしてしまって。 人生と引き換えの、高い買い物になってしまいましたね。[たらーっ(汗)]



過払い金横領で司法書士に執行猶予判決 富山地裁
(2010.8.10 MSN産経ニュース)


 消費者金融業者から回収したグレーゾーン金利の過払い金を依頼人に返還せず、着服したとして業務上横領罪に問われた富山県小矢部市東福町の司法書士、山田陽一被告(41)に、富山地裁高岡支部は10日、懲役2年6月、執行猶予5年(求刑懲役2年6月)の判決を言い渡した。

 前沢久美子裁判官は判決理由で「司法書士全体に対する信頼を傷つけた責任は重いが、自首しているほか、司法書士業務禁止の懲戒処分を受けるなど酌むべき事情もある」と述べた。

 判決によると、山田被告は平成18年ごろから、県内の複数の依頼人から請け負った債務整理業務で和解書の金額を改(かい)竄(ざん)、業者から口座に振り込まれた計約580万円を横領した。

県司法書士会:所得隠しや申告漏れ問題、規則策定へ 強制調査を可能に /福岡 [司法書士]

司法書士って、弁護士に比べて問題行為があった場合の罰則がずいぶんゆるかったんですねぇ[たらーっ(汗)] 司法書士のトラブルは、結構前から記事になっていたのに、やっと規則ができる感じですね。 これで、債務整理に関する司法書士とのトラブルが少しでも減るといいのですが…。 他県はどうなんでしょう?[犬]




県司法書士会:所得隠しや申告漏れ問題、規則策定へ 強制調査を可能に /福岡
(2010年5月28日 毎日新聞)


 消費者金融への過払い金返還請求の代理人報酬を巡り、県内などの司法書士らが国税当局から所得隠しや申告漏れを指摘された問題で、県司法書士会(会員約830人)は、債務整理業務は面談を原則とすることなどを盛り込んだ規則案をまとめた。違反した場合は、同会長指導の強制調査も可能となる。同会によると債務整理などの業務に関する規則を定めるのは九州・山口で初めて。29日の定時総会で可決の見通し。
 司法書士会は司法書士法に基づく注意勧告ができるだけで、問題行為があると、通常は会が調査し法務局に報告。法務局が戒告や業務禁止などの処分をしていた。
 ただ、明確な違反と判断できる規則がなかったため強制的な調査はできず、実態把握も難しかったという。
 規則案では「必ずお金が戻ってくる」などの過度な期待を持たせる広告を禁止。同過払い金の返還請求だけを業務とすることを禁じた上、依頼者とのトラブルを防ぐため、相談は面談を原則とし、電子メールやファクス、電話だけでやり取りすることを制限する。依頼者に対し、業務の進み具合を報告することも義務付けた。
 秋根喬事務局長は「過剰な営業など問題行為に歯止めを掛ける上で意味がある」としている。【岸達也】
〔福岡都市圏版〕

業務上横領:過払い金横領の司法書士、起訴内容認める--地裁初公判 /富山 [司法書士]

以前このブログに載せましたが、過払い金を横領した富山の司法書士の初公判が開かれました。 被告は起訴内容を認めているようです。 「小遣いが必要になって、横領を思いついた」って…。どうしてそんな事、安易に思いつくんでしょうかねぇ。 その横領額、なんと1000万円。 司法書士になるために、ずいぶん勉強したんでしょうに。 もったいない。[たらーっ(汗)]




業務上横領:過払い金横領の司法書士、起訴内容認める--地裁初公判 /富山
(2010年4月21日 毎日新聞)


 消費者金融から取り戻した払い過ぎた利息(過払い金)を横領したとして、業務上横領罪に問われた小矢部市東福町の司法書士、山田陽一被告(41)の初公判が20日、富山地裁高岡支部(前沢久美子裁判官)であった。山田被告は起訴内容を認めた。
 起訴状によると、山田被告は消費者金融から金を借りた男性の代理人として、債務整理を担当。06年10月、消費者金融から山田被告名義の銀行口座に振り込まれた過払い金85万円を引き出し、返還せずに横領したとされる。
 検察側は冒頭陳述で、山田被告がデリバリーヘルス(派遣型風俗店)にのめり込み、小遣いが必要となって過払い金の横領を思いついた、と説明。「依頼人には取り戻した金を隠したり、過少に告げていた」と指摘した。
 山田被告は06年以降、約10人の依頼人から過払い金計約1000万円を横領していたことが県司法書士会の調査で明らかになっている。検察側は公判で、同種の手口の余罪5件についても追起訴する方針を明らかにした。
 一方、富山地方法務局は、山田被告の聴聞を22日に開く方針を決めた。聴聞後、法務局が司法書士としての山田被告を処分するとみられる。【大森治幸、岩嶋悟】

大阪弁護士会のアヴァンス刑事告発は改革か守旧か [司法書士]

大阪のアヴァンス法務事務所が告発されました。 司法書士ではなく事務員が債務整理手続きをしていたらしいです。 しかも、担当の司法書士の名刺を事務員が見せるだけで、一度も面会はなかったようで。 この記事には、この告発を「悪質な有資格者を追放する改革志向とプラスに評価」することも、「守旧派的な既得権益維持とマイナスに評価」することもできると書かれています。 以前から問題になっていた、悪質弁護士・司法書士として名前を出すことによって、他の弁護士・司法書士への警告になったのでは?と自分は思ってるんですがね?



大阪弁護士会のアヴァンス刑事告発は改革か守旧か
(2010年04月09日 PJニュース.net)


【PJニュース 2010年4月9日】アヴァンス法務事務所が無資格の事務員に債務整理交渉をさせた疑いがあるとして、大阪弁護士会は2010年4月8日までに弁護士法違反(非弁活動)容疑で大阪府警に刑事告発した。被告発人は事務所を運営する司法書士法人アヴァンス・リーガルサービス・グループの代表と副代表の司法書士、事務職員3人の計5人である。

大阪弁護士会によると、アヴァンスの事務職員は司法書士が受任したように装って、複数の消費者金融会社と交渉し、報酬を受領したという。中には消費者金融からの返還金全額を報酬として受け取ったケースもあるという。

今回の刑事告発は相反する評価を下すことができる。悪質な有資格者を追放する改革志向とプラスに評価することも、守旧派的な既得権益維持とマイナスに評価することもできる。

過払い金返還請求や債務整理を重点業務とし、積極的に宣伝広告するような事務所には、依頼人を食い物にする弁護士や司法書士がおり、依頼人とのトラブルが増えていることは既に大きく報道されている。そのような悪質な弁護士や司法書士が多重債務者に二次被害をもたらしていると批判されている。その意味で問題ある同業者の刑事告発は自浄作用の現れとして積極的に評価できる。

これは主流派閥が擁立した候補を破って当選するという快挙を成し遂げた宇都宮健児・日弁連新会長の訴える改革に通じるものがある。宇都宮氏は過払い金返還をビジネスとして扱うことにも、弁護士や司法書士の宣伝広告にも批判的である(宇都宮健児「弁護士・司法書士広告の問題点」消費者法ニュース第78号、2009年)。

テレビCMなど積極的に宣伝広告を行い、債務整理に特化したアヴァンスは、宇都宮氏が否定的に捉える事務所像に合致する。この点で今回の刑事告発は宇都宮氏の改革の先取りとも位置付けられる。主流派の一角でありながら、再投票で宇都宮氏が逆転勝利した大阪弁護士会が告発した点も意義深い。

一方で過払い金返還ビジネスには弁護士と司法書士の間に熾烈な縄張り争いがある。この点では大阪弁護士会による司法書士事務所の告発は、競争相手潰しの一環と否定的に評価することも可能である。これも宇都宮氏の改革への否定的評価に重なる。法曹人口削減などの宇都宮氏が主張する改革も、地方の弁護士の既得権維持ではないかと批判されている。

法律事務の事務職員への丸投げは司法書士に限らず、弁護士でも起こりうることである。「いつも事務職員が応対する」という不満を抱く依頼人は少なくない。弁護士会が既得権の擁護ではなく、改革を志向するならば司法書士に対する以上に身内である法律事務所の問題に厳しい姿勢で臨む必要がある。【了】

業務上横領:過払い金着服、司法書士を起訴--地検 /富山 [司法書士]

2月5日に載せたニュースについて、追っかけ記事です。 債務整理を依頼人に返還せず、横領してしまった司法書士は、起訴されたようです。 この司法書士、文書を改ざんするなど、ずいぶんと手の込んだ悪いことをしていたんですよね。 そのエネルギー、いいことに使うことはできなかったんですかね…。




業務上横領:過払い金着服、司法書士を起訴--地検 /富山
(2010年2月24日 毎日新聞)


 司法書士が消費者金融から取り戻した払い過ぎた利息(過払い金)を横領した事件で、富山地検高岡支部は23日、小矢部市東福町、司法書士、山田陽一容疑者(41)を業務上横領罪で富山地裁高岡支部に起訴した。
 起訴状によると、山田被告は高岡市の新聞販売店従業員の女性(61)の長男の代理人として、消費者金融に対する債務整理を担当。和解契約に基づき06年10月、消費者金融から山田被告名義の銀行口座に振り込まれた過払い金85万円を自身が使う目的で引き出し、返還せずに横領したとされる。
 山田被告は県司法書士会の調査に対し、06年ごろから和解書を改ざんしたり、依頼者に「和解金はない」と虚偽の報告をするなどし、依頼者10人の過払い金計約1000万円を着服したことを認めている。富山地検は引き続き余罪について捜査する。【岩嶋悟】

<着服容疑>過払い金を司法書士、自首し逮捕 富山県警 [司法書士]

悪い司法書士ですねぇ…。[むかっ(怒り)] 法をきちんと守るべき者が、ワープロで打った数字を張り付けて、返還額を改ざんするようなことをして。 おまけに、10人に渡すべき過払い金、計1000万円を着服していたようです。 バレないと思っていたんですかねぇ。[パンチ]




<着服容疑>過払い金を司法書士、自首し逮捕 富山県警
(2010年2月3日 毎日新聞)


 富山県警小矢部署は3日、同県小矢部市の司法書士、山田陽一容疑者(41)を業務上横領容疑で逮捕した。

 逮捕容疑は、同県高岡市の新聞販売店従業員の女性(61)から消費者金融会社との債務整理を依頼され、払いすぎた利息(過払い金)として86万円が山田容疑者の口座に振り込まれたのに、女性に返還せず、着服した疑い。

 山田容疑者は同日、同署に自首していた。

 逮捕に先立ち、所属する富山県司法書士会は同日、山田容疑者が依頼者10人に渡すべき「過払い金」計約1000万円を着服していたと発表した。

 同会によると、山田容疑者は08年11月までに、ある依頼者と消費者金融2社との過払い金返還の和解を成立させたが、和解書にワープロで打った数字を張り付け、返還額を計約265万円から「計約62万5000円」と改ざん、差額を着服し、依頼者には改ざんした和解書のコピーを渡していたという。【岩嶋悟】

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